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15.コレガ CG-BARMX3


 ルーターの設定画面を呼び出しましょう

ルーターの設定画面は、調べておいたIPアドレスを使ってインターネットエクスプローラで呼び出します。「アドレス(D)」欄にIPアドレスを入力すると、パスワードの入力画面が表示されます。ここで、ユーザー名とパスワードを入力してログオンすれば、ルーターの設定画面が表示されます。
設定画面が表示されない場合は、マニュアルなどで呼び出し用のIPアドレスを確認して試してください。

図A-14-1 ルーターの設定画面を呼び出す。

STEP-1
インターネットエクスプローラを起動して、メモしておいた「Default Gateway」の値をアドレス欄に入力します。
STEP-2
これで、ルーターの設定画面が表示されました。画面左側に、いろいろな設定のメニューが表示されています。


 サーバー用パソコンのIPアドレスを固定する

まず、サーバー用パソコンのIPアドレスが起動するたびに変化してしまわないように、割り当てたIPアドレスを固定しておきます(本文44ページ参照)。

図A-14-2 IPアドレスの固定。

STEP-1
画面左側のメニューで「LAN側設定」を選び(①)、さらに「DHCPサーバPCデータベース」を選択します(②)。「LAN側設定」画面が表示されたら、画面右下の「編集」ボタンをクリックする(③)。
STEP-2
「PCデータベース(詳細設定)」画面が表示されたら、画面中央の「固定取得(DHCPクライアント)」にマークをつけます。入力が終了したら、画面下部の「PCデータ修正」ボタンをクリックする。
STEP-3
画面下部右側の「DHCPクライアント」欄に「固定取得(DHCPクライアント)」が設定されているのを確認する。


 インターネット側からのホームページ呼び出しに応答できるようにする

インターネットとの通信はすべてルーターが中継するため、自分のホームページをインターネット側から誰でも呼び出せるようにするには、ルーターに対して、ホームページの呼び出しをサーバー用パソコンに中継するように設定しておく必要があります(本文47ページ参照)。

図A-14-3 呼び出しに応答できる設定を行う。

STEP-1
画面左側のメニューで「詳細設定」を選び、さらに「バーチャル・サーバ(ポート開放)」を選択します。
STEP-2
「接続先」に共通の準備作業で控えた「IP ddress」を選択する。「サービス」に「HTTP」を選択する。画面中央の「登録」をクリックする。
STEP-2
画面下部の「バーチャルサーバーテーブル」に登録した「接続先」と「サービス」が表示されているのを確認する。


 設定の確認

では、設定がうまくいったかどうか確認してみましょう。

図A-14-4 設定の確認。

STEP-1
インターネットエクスプローラを立ち上げて「アドレス(D)」欄にプロバイダーから通知されたIPアドレスを入力します。
STEP-2
下図のような「おめでとうございます!」と書かれた初期画面が表示されましたか? この画面が表示されれば、ルーターの設定は正常です。


 携帯電話による試験方法

携帯電話からインターネット(iモード、EZメニュー、vodafone live!)に接続し、URL直接入力で「http://IPアドレス」という形でアドレスを指定しても、自分のサーバーを呼び出せるはずです。携帯電話用のホームページではありませんが、この段階では「おめでとうございます」と表示されるだけのテスト用ホームページなので、携帯電話でも問題なく表示できるはずです。


《ルーターの設定がうまくいかなかった場合の対処法》

図A-14-5 IPアドレスの検索結果画面が表示された例(この画面例ではMSNでの検索結果ですが、環境によってはGoogleやYahoo!の検索結果画面が出ます)。

STEP-1
IPアドレスの検索結果画面が表示されたときIPアドレスの検索結果画面が表示された場合は、IPアドレスに入力ミスがないか確認してください。ミスがない場合は、次の2つの可能性があります。
・AN HTTPDが正常に起動されていない
 一度AN HTTPDを終了させて、再度実行(ダブルクリック)してください。
・ルーターの「アドレス変換」が誤っている
 ルーターの設定のうち「DMZ設定」部分を確認してください(図A-13-3参照)。

PHP,XOOPSのインストール方法


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