12.インターネットの接続状態を確認しておこう
念のため、普通にインターネットが使える状態であることを確認しておきます。
まだインターネットに接続ができていない状態でしたら、まずインターネットに接続します。回線やプロバイダーの契約がまだなら、先に契約を済ませて回線を開通させてください。この本では、インターネットの接続の手順は紹介しません。
インターネットに接続ができていない状態で、いきなりサーバーの構築をはじめないでください。うまく行かないときに、何が悪いのか原因を突き止めるのが難しくわけがわからなくなります。
インターネットが正常に使えるか確認するには、Yahoo!のニュースのページやMSNのニュースのページなど、ニュースのページを見てみるとよいでしょう。今日の最新ニュースが表示されればOKです。
インターネットが正常に使えることを確認したら、契約したプロバイダーから送られてきたメールの中から
自分の住所(IPアドレス)
住所録保管所(DNSサーバー)の住所(IPアドレス)
という2つのIPアドレスが記されたメールを用意しておきましょう。
もし、メールに自分の住所(IPアドレス)が書かれていないときは、IPアドレスが固定契約になっていない可能性があります。契約内容を確認しましょう。固定契約でなくてもサーバーを運用することは可能ですが、設定が複雑になりますし、安定した運用ができないことがあります。ここでは、固定契約になっていないときの設定方法については説明しません。