5.データベースソフトをインストールする
Windows上で実行できるデータベースソフトも何種類かありますが、今回はそのうちの一つ
MySQL ABのMySQL
をダウンロードしてインストールします。
では、まずMySQLをダウンロードしてみましょう。
図6-6 MySQLをダウンロードする。
- STEP-1
- Internet Explorerを起動し、「アドレス(D)」欄に「www-jp.mysql.com」と入力してEnterキーを押す。画面左下にある「jp.MySQL.com ホームページ」のリンクをクリックする。
- STEP-2
- 画面上部の「ダウンロード」タブをクリックする。
- STEP-3
- 画面を下方にスクロールする。
- STEP-4
- 「Current Release(Recommended)」行の下の「MySQL 5.1」へのリンクをクリックする。
- STEP-5
- 画面中央の「Download」ボタンをクリックする。
- STEP-6
- 「Windows Essentials (x86)」の行の右側の「Pick a mirror」のリンクをクリックする。
- STEP-7
- 画面右下の「New Users」欄の「Proceed」ボタンをクリックする。
- STEP-8
- Internet Explorerの「情報送信確認」画面が出たら「はい(Y)」をクリックする。
- STEP-9
- 画面内の入力欄(①)に必要な情報を入力する。ただし、「*」の付いている欄は必須入力項目なので必ず入力する。
- STEP-10
- 画面をスクロールさせながら必要な情報を入力する。入力が終了したら、「Submit form」ボタンをクリックする。
- STEP-11
- 画面下部の「Japan [JAIST]」の行の「HTTP」リンクをクリックする。
- STEP-12
- 「ファイルのダウンロード」の画面が出たら、「保存(S)」ボタンをクリックする。
- STEP-13
- 「名前をつけて保存」画面が出たら、保存先を確認して、「保存(S)」ボタンをクリックする。
- STEP-14
- ダウンロードが終了するまで待つ。
・ MySQLをインストールする
MySQLをダウンロードしたら、今度はインストール作業を行いましょう。
今回ダウンロードしたファイルは、mysql-essential-5.0.87-win32.msiという名前のファイルでした。ダウンロードした時期によって、「5.0.87」という数字の部分が異なることがありますが、前述した手順どおりダウンロードできれば問題はありません。
図6-7 MySQLのインストール。
- STEP-1
- デスクトップ上に表示されている[MySQL]のアイコンを右クリックし、メニューから「インストール(I)」を選択する。
- STEP-2
- 「セキュリティの警告」画面が出たら「実行(R)」をクリックする。
- STEP-3
- 「MySQL Server 5.0 - Setup Wizard」画面が表示されるので、「Next>」ボタンをクリックする。
- STEP-4
- 「Setup Type」画面が表示された。「Custom」のラジオボタンをクリックして(①)、「Next>」ボタンをクリックする(②)。
- STEP-5
- 「Custom Setup」画面が表示された。ここでは、セットアップの種類を選択するのだが、本書では初期設定ままインストールする。さらに、インストール先を指定するために、「Change」ボタンをクリックする。
- STEP-6
- 「Folder Name:」欄に「C:\MySQL\」と入力し、OKボタンをクリックする。
- STEP-7
- 「Custom Setup」画面に戻ったら、「Install to:」欄が「C:\MySQL\」となっていることを確認し、「Next>」ボタンをクリックする。
- STEP-8
- 「Ready to Install the Program」画面で、「Setup Type:」が「Custom」、「Destination Folder:」が「C:\MySQL\」になっていることを確認し、Installボタンをクリックする。これで、ファイルのコピーが開始される。
- STEP-9
- ファイルのコピーが終了するまで待つ。
- STEP-10
- 「MySQL Enterprise」画面が表示されたら「Netxt>」をクリックする。
- STEP-11
- 「MySQL Enterprise」画面が表示されたら「Netxt>」をクリックする。
- STEP-12
- 「Wizard Completed」画面が表示された。「Configure the MySQL Server now」にチェックが付いているのことを確認し、「Finish」ボタンをクリックする。
- STEP-13
- 続けて「MySQL Server Instance Configuration Wizard」画面が表示される。ここからは、パソコンでMySQLを使用するための設定作業が開始される。「Next>」ボタンをクリックして次へ進もう。
- STEP-14
- 「MySQL Server Instance Configuration」画面では、「Detailed Configuration」のラジオボタンにチェックが付いていることを確認し(①)、Next>ボタンをクリックする(②)。
- STEP-15
- この画面では、MySQLサーバーのタイプを選択する。「Developer Machine」のラジオボタンにチェックが付いていることを確認し(①)、「Next>」ボタンをクリックする(②)。
- STEP-16
- この画面では、データベースの種類を選択する。「Multifunctional Database」のラジオボタンにチェックが付いていることを確認し(①)、「Next>」ボタンをクリックする(②)。
- STEP-17
- この画面では、InnoDB(MySQLのデータ形式のひとつ)のためのテーブル領域を設定する。「InnoDB Tablespace Settings」欄が「C:」と「Installation Path」となっているのを確認し(①)、「Next>」ボタンをクリックする(②)。
- STEP-18
- 次は、MySQLサーバーへの同時接続数を指定する。「Decision Support(DSS)/OLAP」のラジオボタンにチェックが付いていることを確認し(①)、「Next>」ボタンをクリックする(②)。
- STEP-19
- TCP/IPネットワーク接続に関する指定を行なう。ここでは、「Enable TCP/IP Networking」のチェックボックスにチェックが付いており(①)、「Port Number:」が「3306」になっていることを確認し(②)、さらに「Enable Strict Mode」のチェックボックスのチェックが付いていることを確認する(③)。「Next>」ボタンをクリックする(④)。
- STEP-20
- データベースの既定の文字セットを設定する。「Best Support For Multilingualism」のラジオボタンをクリックして(①)、「Next>」ボタンをクリックする(②)。
- STEP-21
- Windowsサービスの指定を行なう。「Install As Windows Service」のチェックボックスにチェックが付いており(①)、「Service Name:」が「MySQL」になっていることを確認する(②)。さらに、「Launch the MySQL Server automatically」のチェックボックスにチェックが付いているを確認して(③)、「Next>」ボタンをクリックする(④)。
- STEP-22
- 今度は、セキュリティの指定を行なう。「Modify Security Settings」のチェックボックスにチェックが付いていることを確認する(①)。また、「New root password:」欄に81ページで書き留めた「データベースサービス管理用パスワード」を入力し、さらに「Confirm:」欄に同じパスワードを入力する(②)。これで、Next>ボタンをクリックする(③)。
- STEP-23
- これで設定の準備が整った。設定内容を確認し、誤りがありそうであれば「<Back」ボタンを押して、再確認する。入力した内容に誤りがなければ、「Execute」ボタンをクリックする。
- STEP-24
- 作業が終了するのを待つ。
- STEP-25
- 設定が終了すると「Finish」ボタンが有効になるので、「Finish」ボタンをクリックして終了する。エラーがあるときは「<Back」ボタンが有効になるので、入力内容を確認して再度設定を進めよう。