6.自分で作ったホームページの置き場所
テスト用のホームページが表示できれば、ホームページ用のサーバーであるanhttpdというソフトは、
正常に機能しています。後は、自分でホームページを作って、このサーバー用パソコンの所定の場所に保存すれば、
それが表示されるようになります。
自分で作ったホームページを保存する場所は、次項のようにして自分で指定することも可能です。標準の状態ではanhttpdをインストールしたフォルダになっているので、ホームページ作成ソフトなどで作ったデータを、この例の場合は
デスクトップにあるanhttpdフォルダに保存してください。
その際、anhttpdフォルダにある「index.html」というファイルが、このホームページ用サーバーを呼び出したときの
既定のページになります。先ほどのテストで「おめでとうございます」と表示されたのは、この「index.html」ファイルに
そう書かれていたからなのです。
試しに、「index.html」ファイルを右クリックしたメニューから「編集(E)」を選んでみてください。
メモ帳やワープロのソフトなどが起動し、図2-7-1のような内容が表示されます。
ここに見えているメッセージが、ホームページとして表示されたわけです。自分で図2-7-1のメッセージ部分を
書き直して上書き保存すれば、図2-7-1のように、簡単にテスト用ホームページの内容を変更できます。
なお、図2-7-1のメッセージ以外の部分は、ホームページを表示するために必要な「タグ」と呼ばれる命令です。書き換えてしまうと、エラーになったりホームページが表示されなくなったりするので、編集する場合は注意してください。