5.呼び出せるか簡単なテストをしてみる
ここまでの段階で、ルーターの設定は終了しました。難しかったでしょうか？
それでは、いよいよ設定がうまく行ったかどうか確認します。
確認のためには、インターネットエクスプローラを起動して、「アドレス（D）」欄にルーターのIPアドレスを指定します。
ここでポイントは、ホームページ用のサーバーではなく、ルーターのIPアドレスを使うことです。
ルーターがホームページ呼び出しを正しくサーバーに接続してくれるか、その確認をしているわけです。
なお、ここで使うIPアドレスは、プロバイダーから割り当ててもらった、ルーターのインターネット用IPアドレスです。
具体的には、この例だとルーターのステータス画面で「メインセッション」欄を確認し、その「IPアドレス」欄に表示された
値を使います。図3-8 SEP1の例だと、
203.141.129.245
としています。
図3-8 ルーターがホームページを呼び出せるかテストをする。
- STEP-1
- インターネットエクスプローラを起動して、「アドレス（D）」欄に（ここでは「203.141.129.245」）IPアドレスを
入力してサーバーを呼び出してみる。 
- STEP-2
- anhttpdのホームページが表示されればOKだ。
図3-9 このルーターの場合は、ステータス画面の「メインセッション」欄で「IPアドレス」を確認できる。他の機種の場合は、「WAN側」「インターネット側」などと書かれた欄のIPアドレスをチェックする。
