1.PHPをインストールする
PHPプロジェクトからプログラム言語PHPをダウンロードし、インストールします。
・ PHPのダウンロード
では、まずPHPをダウンロードしてみましょう。
図B-1-1 PHPのダウンロード。
- STEP-1
- インターネットエクスプローラを起動し、「アドレス(D)」欄に「www.php.net」と入力してEnterキーを押します。上部にあるメニューの「douwnloads」をクリックします。
- STEP-2
- すると、下の画面が表示される。ここで、Windows Binariesの欄の「PHP 5.1.6 zip package」へのリンクをクリックする。
- STEP-3
- すると、下の画面が表示されます。ここで、「Japan」の下の「jp.php.net」へのリンクをクリックします。
- STEP-4
- ファイルのダウンロード画面が表示されたら、「保存」ボタンをクリックする。
- STEP-5
- 「保存」ボタンをクリックする。
- STEP-6
- 環境によっては「ダウンロードの完了」画面がでるので、「閉じる」ボタンをクリックします。
・ PHPの展開
PHPのファイルを展開します。
図B-1-2 PHPの展開。
- STEP-1
- 保存したファイル「php-5.1.6-Win32.zip」を右クリックし、メニューから「開く(O)」をクリックする。
- STEP-2
- 下のような画面が表示されたら、左のメニューの「ファイルをすべて展開」をクリックする。
- STEP-3
- 「次へ(N)」ボタンをクリックします。
- STEP-3
- 「ファイルを下のディレクトリに展開する(D)」欄に「C:¥php」と入力し、「次へ(N)」ボタンをクリックする。
- STEP-3
- 「展開されたファイルを表示する(H)」にチェックが付いているのを確認して、「完了」ボタンをクリックします。
- STEP-3
- 下図のように、ファイルがきちんと展開されているのを確認します。
・ 初期設定を行います
つぎに初期設定を行います。
図B-1-3 初期設定を行います。
- STEP-1
- このフォルダの中の「php.ini-dist」を選択し、左のメニューの「このファイルをコピーする」をクリックする。
- STEP-2
- 「項目のコピー」画面がでたら、「WINDOWS」フォルダを選択し、「コピー」ボタンをクリックします。
- STEP-3
- 「スタート」メニューから「マイ コンピュータ」をクリックします。
- STEP-4
- 「マイ コンピュータ」画面で「ローカル ディスク(C:)」をダブルクリックします。
- STEP-5
- 下のような画面が出た場合は右中央の「このフォルダの内容を表示する」をクリックします。
- STEP-6
- 「WINDOWS」フォルダをダブルクリックします。
- STEP-7
- 下のような画面が出た場合は右中央の「このフォルダの内容を表示する」をクリックします。
- STEP-8
- 「php.ini-dist」ファイルを右クリックし、メニューから「名前の変更」をクリックします。
- STEP-9
- 「php.ini-dist」を「php.ini」に変更します。
- STEP-10
- 「スタート」メニューから「すべてのプログラム(P)」-「アクセサリ」とたどって、「メモ帳」をクリックします。
- STEP-11
- メモ帳のメニューから「ファイル(F)」-「開く(O)」をクリックします。
- STEP-12
- 「ファイルの場所(I)」でローカルディスク(C:)の「WINDOWS」を選択します(①)。「ファイルの種類(T)」で「すべてのファイル」を選択します(②)。「ファイル名(N)」に「php.ini」を入力します(③)。最後に「開く(O)」ボタンをクリックします(④)。
- STEP-13
- メモ帳のメニューから「編集(E)」-「行へ移動(G) Ctrl+G」をクリックします。
- STEP-14
- 「行番号(L):」に「482」を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
- STEP-15
- 移動した行の(またはその近辺にある)「;cgi.force_redirect = 1」の記述を「cgi.force_redirect = 0」に変更する。
- STEP-16
- メモ帳のメニューから「ファイル(F)」-「上書き保存(S) Ctrl+S」をクリックします。
・ PHPがWEBサーバー上で動作するようにします
つぎはPHPがWEBサーバー(AN HTTPD)上で動作するようにします。
図B-1-4 PHPがWEBサーバー上で動作するようにします。
- STEP-1
- 画面右下の「AN HTTPD」アイコンを右クリックして、メニューから「オプション一般(G)」をクリックします。(「AN HTTPD」アイコンがない場合は「AN HTTPD」が起動しているか、アイコンが隠れていないかどうかチェックしてください)
- STEP-2
- 「オプション/一般」画面が表示されたら、中央下の「追加」ボタンをクリックします。
- STEP-3
- 「拡張子」欄に「.php」(①)、「実行プログラム:」欄に「c:\php\php-cgi.exe」(②)を入力します。「一般パスでも実行する」と「PATH_TRANSLATEDを使う」にチェックをつけます(③)。確認したら、「OK」ボタンをクリックします(④)。
- STEP-4
- 画面中央の一覧表に入力したPHPに関する情報が表示されているのを確認します。
- STEP-5
- 「デフォルトインデックス:」欄に「,index.php」を追加入力して、「OK」ボタンをクリックします。
- STEP-6
- 下の画面が出たら、「OK」ボタンをクリックします。
・ 動作の確認
では最後にWEBサーバー上でPHPが実行可能かどうか確認しましょう
図B-1-5 動作の確認。
- STEP-1
- 「スタート」メニューから「すべてのプログラム(P)」-「アクセサリ」とたどって、「メモ帳」をクリックします。
- STEP-2
- メモ帳画面に、以下の様に入力します。
<?php
phpinfo();
?>
- STEP-3
- メモ帳のメニューから「ファイル(F)」-「名前を付けて保存(A)」をクリックします。
- STEP-4
- 「保存する場所(I)」でディスクトップの「anhttpd」を選択します(①)。「ファイルの種類(T)」で「すべてのファイル」を選択します(②)。「ファイル名(N)」に「test.php」を入力します(③)。最後に「保存(S)」ボタンをクリックします(④)。
- STEP-5
- Internet Explorerを起動し、「アドレス(D)」欄に「jitakuserver.net/test.php」と入力してEnterキーを押します。PHPのシステム情報(下図)が表示されたら、成功です。
うまくphpのインストールができたでしょうか。
php情報が表示されない場合、
1.php.iniファイルの場所と変更内容に誤りがないかどうか確認する。
2.anhttpdのオプション設定が誤ってないかどうか確認する。
3.test.phpファイルの場所と入力内容に誤りがないかどうか確認する。
の順にチェックしてください。