3.大掃除のために用意するもの
展示室でたちの悪い子鬼を探し、もし見つかったらそれを追い出し、さらに二度と入ってこないように見張るためには、
子鬼用に訓練された番犬を飼っておくのが一番です。パソコン的にいうと、サーバー(展示室)にウイルス対策ソフト(番犬)をインストールしておく(飼う)、ということです。
なお、番犬(ウイルス対策ソフト)を手に入れる方法としては、知人に無料で子犬を分けてもらう(フリーソフト)、血統書付きのもの(有名メーカーのウイルス対策ソフト)を購入するなど、いくつかのやり方があります。どれを選ぶかは個人の判断ですが、一流の血統書がついた番犬(ウイルス対策ソフト)でも数千円程度ですから、この際、安心して使えるいいものを選んではどうでしょうか。
ところで、実際に番犬(ウイルス対策ソフト)を飼う際には、注意しなければいけないことが1つあります。
それは、現在入手できるものの多くは、実は番犬(ウイルス対策ソフト)単独のものよりも、不審者が入ってこないようにする塀(ファイアーウォール)とセットになったものが多いのです。
塀(ファイアーウォール)と番犬(ウイルス対策ソフト)は、自分の家(パソコン)を守る上で、どちらも必要なものです。しかしWindows XPの場合は、標準機能として塀(ファイアーウォール)が備わっています。したがって、買ってくるのは番犬(ウイルス対策ソフト)だけでいいのです。
もちろん塀(ファイアーウォール)とセットになったものでもかまいませんが、その場合は、そのソフトのファイアウォール機能を使うか、Windows XPの持っているファイアウォール機能を使うか、どちらか一方を選択するようになります。
サーバーとして使うという面から考えると、Windows XPのファイアウォール機能のほうがシンプルで扱いやすいかもしれません。