1.自宅のPCに資料が...
出先で自宅の(会社の)PC内の資料があればと思ったことありませんか?
外から自宅のLAN(LocalAreaNetwork)にアクセスできたら出先で資料を見ることもできるのでは...。
そんな希望を満たしてくれるのがVPN(VirtualPrivateNetwork)接続です。
VPN接続を行うと外からLANに入り込み、LAN内でできること(ファイルの参照やコピー、印刷など)ができるようになります。
当然ファイルのあるPCや印刷させるプリンターには電源が入ってないといけませんが...。予め1台のPCに必要なファイルを集めておいたり、プリンターを接続しておき、いつも電源を入れておくのが良いでしょう。このようなPCのことを一般にはファイルサーバーとかプリンターサーバーとか言っています。電源を入れておくPCは省エネのためにも少ないほうが良いので、このPCにVPNサーバー機能を設定するのが良いでしょう。
設定の主な手順は以下のようになります。
1.外からVPN接続するためのアカウントを作成します。
2.VPNサーバーを設定します。
3.ルーターにVPN信号を通すように設定します。
4.外に持ち出すPCにVPN接続設定を行います。
今回使用する環境は以下の通りです。
OSはWINDOWS XP(WINDOWS VISTAにもWINDOWS 7にも同様の機能はあります)
ルーターはBuffaloのWZR-HP-G300NH(無線ルーター)
自宅用回線はインターリンクのZOOT(無料ドメイン付き固定IP)
- VPNでどこでも自宅LAN(目次)
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